おやじの青春18きっぷの旅 7

人生は旅である。時には鈍行列車の旅も良いんじゃないかな。

この青春18きっぷを使っての旅も7回目になりました。まだ見ぬ土地へ行って見て、いろんな事を感じるのが楽しいです。また、途中の景色は初めての場所は新鮮です。ずっと車窓を眺めていても飽きません。地方によって家も違えば、植物も違う。空も違えば、温度も、人々の言葉も違う。遠くへ行けば行くほど違ってきます。今回は、ほぼ一筆書きの八の字コースです。それでは出発します。

4月1日〜4月5日

第1日目 柏崎駅 6時58分発。信越本線〜えちごトキメキ鉄道・妙高はねうまライン 妙高高原行 今年の3月14日以降は、北陸新幹線が金沢まで延伸し、直江津から先が富山方面も長野方面も、JRから切り捨てられました。よって、青春18切符だけでは乗れなくなり不便になったんですが、3セク鉄道になって乗り継ぎが良くなった感もあります。この時間の電車も、以前は二本木止まりだったんですが、今は妙高高原まで行って、長野までも乗り継げるようになりました。車両もE127系の通勤型電車になっています。

柏崎駅 出発E127系電車

直江津駅 7時39分着7時41分発 ここからは、えちごトキめき鉄道線になりますが、この電車は直通です。直江津駅周辺では、いろんなカラーの電車・列車が見れました。北越急行のゆめぞら号、JR長野カラーの115系快速電車。直江津駅では、左側にトキめき鉄道ひすいラインのET122型気動車。右側にはJRのE653系特急「しらゆき」。高田駅ではET127系のトキ鉄カラー。なかなか楽しいです。 電車は二本木駅のスイッチバックをを過ぎると、あたり一面まだ銀世界です。この日は晴れ渡っていて、妙高連山がきれいです。

妙高山がきれいです

 

妙高高原駅 8時36分着 妙高高原駅 8時38分発 しなの鉄道・北しなの線 長野行に乗り換えます。乗り継ぎ時間は2分ですが、同じホーム反対側に乗り換えるので便利です。この路線も今年の3月14日にJRから切り捨てられ、ここから長野駅までは長野県の3セク線になりました。もちろん切符は別です。

 

JR長野カラーの電車でした

 

長野駅 9時20分着 長野も良い天気です。桜はまだ咲いてないようです。乗り継ぎまで少し時間があるので、一服したり、ホームを散策したりします。実は1本後の電車で出発する予定だったんですが、直通電車に乗りたくて、変更したのでした(笑)

長野駅構内にあった車両です

 

長野駅 10時5分発 篠ノ井線〜中央本線 甲府行 以前は115系の長野カラー6両だったと記憶してますが、今は211系の通勤型電車3両に変わっていました。

211系の甲府行

姨捨駅では、特急電車とすれ違い交換のため少々停車します。スイッチバックと景色のきれいな魅力的な場所です。篠ノ井線も明科駅を過ぎると、北アルプスがきれいでした。

姥捨山駅からのビューです

 

岡谷駅 12時10分着 岡谷駅 12時28分発 中央本線〜飯田線 天竜峡行 この乗換は塩尻駅で降りて、辰野駅まで乗って、辰野駅でこの電車に乗り継ぐことも出来るのですが、始発のほうが座席をキープし易いので、岡谷駅乗り換えにしました。飯田線は初めて乗る長〜い路線なので景色が楽しみでしたが、天竜峡までの伊那谷は駅間が短く、カーブも勾配もあるローカル線らしい路線です。途中、中央アルプスや南アルプスの山々がきれいです。飯田周辺からは桜が満開でした。

岡谷駅からはJR東海カラーです

天竜峡駅 15時9分着 天竜峡駅 15時12分発 飯田線 豊橋行 飯田線も天竜峡駅からは景色が一転して、山の中の路線になります。隣りの木曽谷を走る中央西線よりトンネルが多い感じでしょうか?景色は、・・・う〜ん・・高山本線のほうが良いなぁ。(笑) 途中には、変わった名前の駅がたくさんありました。中でも↓は特に変わった名前です。

中井侍駅・・面白い名前ですね〜

 

豊橋駅 18時24分着 飯田線215.3km+中央本線9.5km走破完了です。約6時間・・長いですね〜。 1日目は豊橋で泊りです。

天竜峡駅からも同じカラーの電車です

 

2日目 新豊橋駅 8時15分発 三河田原行 豊橋鉄道・渥美線に乗ります。 今日はここから渥美半島を南下して、伊良湖から鳥羽へ渡ります。

豊橋鉄道渥美線には花ネームがついてます(桜) 

豊橋鉄道・渥美線の全電車には花のカラーリングがしてあります。ラッピング電車です。乗ったのは桜号ですが、先発の電車が入っていたので、撮ってみました。こちらは菖蒲号。他にも菜の花、椿、ばら等全10種類あるようです。半分以上は見れたような気がします。

同じホーム先発の菖蒲号

 

三河田原駅 8時50分着  三河田原駅前 9時00分発 伊良湖ターミナル行 ここからバスで伊良湖岬を目指します。この半島はかなり長い半島で、沿線は野菜の生産地で有名です。海苔も有名みたいですね。

伊良湖行バス

伊良湖ターミナル 9時48分着 ここから鳥羽までフェリーで渡ります。あいにく小雨模様の天気です。

伊勢湾フェリー

豊橋から電車、バス、フェリーを使って鳥羽に行くのに、お得な切符があるので、それを使います。

お得な割引片道切符になっています

海上から見た伊良湖岬

伊良湖フェリーターミナル 10時50分発 鳥羽港行 船は静かに出航しますが、半島と鳥羽との間の伊勢湾外洋に出ると、南風が強いので結構うねっています。島陰では鳥山が出ていました。船の揺れには弱いので、カーペットフロアーで足を伸ばして頭を低くします。こうすると、どんなに揺れても大丈夫なのが不思議です。まぁ、この航海では15分位が揺れのピークだったようです。しばらくして、鳥羽が見えてきました

鳥羽が見えてきた

鳥羽港 11時45分着 鳥羽で遊ぼうとも考えていたのですが、あいにくの雨なので先に向かいます。港の近くには有名な水族館もあります。駅は近鉄・中之郷駅がすぐそばにあります。

中之郷駅 12時3分発 近鉄・志摩線 賢島行 ここから志摩半島へ向かいます。意外と時間がかかるんですね〜。

各駅停車の近鉄電車・・・この画像は鵜方駅に着いてから撮りました

鵜方駅  12時35分着 ここからバスに乗り換えますが、時間があるのでランチタイムにします。お昼は伊勢うどんを食べました。なかなか旨いんですが、こういう食べ物も知らなかったな〜・・・。

鵜方駅前 13時54分発 御座港行 ここから目的地の和具までは50分位。天気悪いし、釣り出来るのかな〜? 和具に着いて、雨もほぼ降って無いので、港で竿を出します。海からの風が強く、なかなか釣り回れません。チビメバルはソコソコいるんですが、日中なので反応が悪いです。風もどんどん強くなってきて、結局釣れずにこの日は終了です。早々と宿に入って、温泉に浸ってました。宿の料理は美味しかったです。特に、イサキの煮付け。生まれて初めて食べましたが、イサキって旨いんですね〜。

3日目 明け方まで降っていた雨が止んだようなので、早朝から港で竿を出してみます。だんだんと晴れてきて、暑いくらいです。

和具漁港より外洋を望む

この日は風も弱く何とか釣り出来そうです。チビメバルは、昨日よりずいぶん多いですが、やはり反応が悪いです。ま、当たってもフッキングしない感じです。良型をバラして、消沈していたら、何とか釣れたのが、ムラソイでした。ま、ゲット出来たのは幸運でしょ・・・(笑)

ミニジグでヒットしたのは、ムラソイでした

 

3日目 和具浦 10時15分発 賢島10時40分着  和具浦から対岸の賢島まで定期船乗ります。途中、間崎という所に寄港して、所要25分程で賢島まで行きます。和具浦は昨晩泊まった和具からは車で5分程。歩くと20分位はかかりそうなので、宿の人に送ってもらいました。こちらは内湾になるので、海も静かで澄んでいます。捨石も結構入っていて、メバルも結構見えます。昨日、釣りするんなら、こちらだったですね〜。完全に作戦失敗です。ま、これも良い旅の思い出です。

和具浦の船着き場

近鉄・志摩線 賢島駅 10時45分発 各駅停車・白塚行 賢島の船着き場から駅までは2分程の距離です。ここから乗り換えなしで伊勢市まで向かいます。

賢島駅のホーム

各駅停車・白塚行

伊勢市駅 11時42分着 伊勢市駅は跨線橋で近鉄駅とJR駅がつながっています。伊勢神宮へはJR駅から出ます。

伊勢市駅

今日は伊勢神宮外宮に寄って行きます。駅からの参道は土産物屋さんや飲食店が並んでいます。賑やかできれいです。さすがに人も多いです。晴れてきたので暑いです。ここから砂利敷きの境内を進みます。さすがに大木がいっぱいあって清々しい場所でした。内宮へは通りから連絡バスも出ていますが、また次回ですね。

参道から国道をを渡れば伊勢神宮・外宮です

伊勢神宮の外宮です

 

伊勢市駅 13時21分発 参宮線・紀勢本線・伊勢鉄道経由・関西本線 快速みえ14号 名古屋行 今回唯一の気動車です。このキハ75の加速とサウンドは相変わらず良いですね。

快速みえ号

名古屋駅 15時6分着 名古屋駅 15時17分発 東海道本線 新快速・豊橋行に乗り換えです。昼間の東海道本線・名古屋からは初めてです。途中、蒲郡辺りでは三河湾も見えるんですね。

豊橋行・新快速

豊橋駅 16時12分着 豊橋駅16時23分発 掛川行に乗り換えです。乗り換えでは車両が減るので駆け足になります。新居町〜弁天島辺りは浜名湖が綺麗です。海との繋がりがかなり良い感じ。また来てみたい場所ですね。

豊橋発掛川行、隣りは乗ってきた豊橋行

浜松駅 16時58分着 浜松駅 17時10分発  静岡行 ここでは終点の掛川駅まで行かずに、浜松駅で乗り換えます。始発駅の浜松駅のほうが座席確保が楽だからです。東海道本線も菊川駅〜金谷駅まではかなりの上り勾配のようで、スピードがおちます。茶畑が多いです。

浜松発静岡行

焼津駅 18時7分着 今日は焼津で泊まります。夜釣りを楽しみにしていたのに、雨はほぼ止んでるのに、強風が吹いています。天気に恵まれません。それでも、せっかくなので海へ行ってみます。港までは6〜7分で行けます。海は風が強く東から吹いているようで、風裏を探して竿を出します。港内は灯りが結構付いているので釣りには良いんですが、風が・・・。岸壁際やボトムを探ってみますが音沙汰なし。ポイントを移動したいけれど、他も強風で釣りにならなそうです。灯りと流れがあるので、何かしきりにライズしています。セイゴか? ちょっぴり期待したのですが・・・。アレコレ手を変え品を変えていると、あるパターンではコツコツとバイトしてきます。遂にヒット。上げてみると、このシルエットは・・・。20cm程のボラでした。どうやら表層を流れてくる何かに反応しているようです。しばらくやってみましたが、他の魚の反応も無いようなので、心折れて、終了としました。

釣れたのは・・・ボラ

4日目 焼津駅 7時35分発 熱海行に乗ります。日曜日ということもあって、静岡駅までは座れませんでした。風は止んでますが、雨が降ったり止んだりの天気です。熱海はやはり綺麗ですね。さすが観光地です。

浜松発熱海行・・・写真は沼津駅かな?

熱海駅 8時59分着 熱海駅 9時8分発 東海道本線・東京上野ライン・高崎線 籠原行に乗り換えます。ここから小田原駅まで乗ります。

東海道・上野東京ライン経由籠原行

小田原駅 9時31分着 小田原駅 10時4分発 東海道本線・湘南新宿ライン・高崎線 特別快速 高崎行に乗り換えます。小田原駅では少し時間があるので、駅を出てみました。すぐ近くに小田原城が見えます。ここもまた来てみたい場所ですね。ちくわや蒲鉾を買いました。(^^) ここから池袋駅まで乗ります。せっかくなので、グリーン車に乗ってみます。池袋までは780円の追加料金です。なかなか快適ですね。15両編成です。

小田原発 特別快速高崎行

池袋駅 11時25分着 池袋では用を足して、お昼を食べます。ついでにデパ地下も・・・(笑)

池袋駅 14時25分発 湘南新宿ライン・高崎線 特別快速 高崎行 に乗ります。ついでに,ここからもグリーン車に乗ってみました。駅から出なけりゃ、小田原から高崎まで780円で乗れるんですが、降りたので再び780円です。(※首都圏普通列車の前払いホリデーグリーン料金です。) この電車も熊谷駅からは各駅停車になります。籠原駅からは10両編成になります。途中、深谷辺りは桜がちょうど満開でした。

高崎行グリーン車

 

高崎駅 16時3分着 高崎駅 16時32分発 上越線 水上行 に乗り換えます。上越線や両毛線は湘南カラーの115系が現役のようです。途中、沼田を過ぎる頃からは桜も咲き始め位となり。水上辺りは冬が終わったばかりの感じでした。

高崎発水上行

水上駅 17時36分着 水上駅 17時47分発 上越線 長岡行 に乗り換えます。水上温泉もずいぶんとさびれた様子になっています。昔は川沿いの温泉旅館が明るく華やかだったんですが・・・。さて、長い新清水トンネルを抜けると雪国です。さすがにスキー場のナイターはやっていませんが、積雪はまだ1m以上ありそうです。途中、湯沢駅では20分程停車します。一服出来るのでなかなか良いです。駅内では立ち食い蕎麦も食べれる時間があります。

水上発長岡行・・隣りは乗ってきた水上行です

 

長岡駅 20時1分着 長岡駅 20時18分発 信越本線 柏崎行 に乗り換えです。いよいよ最後の乗り換え。旅の終着柏崎駅には、21時1分に到着でした。

新潟発柏崎行

今回は3泊4日の青春18きっぷの旅でした。天気がコロコロ変わり、釣りも思うように出来なかったですが、初めての地を訪れ、またいろんな景色が見れました。そして持って行った旅用の釣り竿も無駄にはならなかったのは救いです。4月の上旬は天候が気まぐれです。でも事故なく旅が出来たのですから、満足しなくっちゃね。次の候補地はどこにしようかな?

2015年4月7日 記
 青春18きっぷの旅6
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