おとなびパスの旅 2

 
JR西日本のおとなび会員のお得な乗り放題パス。JR西日本全線と智頭急行線などが乗り放題。北陸新幹線は上越妙高駅〜金沢駅、山陽新幹線は新大阪駅〜博多駅まで乗り放題となっています。(普通車指定席は8回までOK)、3日間(指定日期間あり)で20,000円です。
 

前回のおとなびパスの旅から2年経ちました。去年は20,000円に料金が値上がり。今年は、グリーン車利用のパスがなくなりました。年々渋くなってきています(笑)

5月24日〜5月26日

5月24日 柏崎駅 6時58分発。信越本線、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン  妙高高原行 これに、上越妙高駅まで乗ります。切符は上越妙高駅まで910円分を買います。おとなびパスで出掛けるにはベストの電車です。乗り換え無しはありがたい。平日という事で、柿崎駅から高田駅までは高校生専用電車の様相です。6両編成なのに、かなり混みます。

柏崎駅発 

 
 
上越妙高駅 8時1分着 上越妙高駅 8時31分発 北陸新幹線 「はくたか551号」 金沢行に乗り換えます。これに金沢駅まで乗ります。上越妙高駅を出るとすぐにトンネルに入ります。長いトンネルを出ると間もなく糸魚川駅に着きます。糸魚川ではつかの間ですが、日本海が見えます。W7系(E7系)は足元が広いし快適です。金沢駅までは黒部宇奈月温泉駅、富山駅、新高岡駅、金沢駅と各駅停車ですが、1時間程です。

北陸新幹線「はくたか551号」 

 

金沢駅 9時35分着 金沢駅 9時54分発 北陸本線、湖西線、東海道本線 特急「サンダーバード16号」 大阪行に乗り換えます。これに大阪駅まで乗ります。サンダーバード号もあと何年かな?。

特急サンダーバード16号 

 

大阪駅 12時37分着 大阪駅 13時11分発 福知山線経由 特急「こうのとり11号」 福知山行 これに福知山駅まで乗ります。城崎方面には京都駅から山陰線経由の特急のほうが早いのですが、福知山線(近郊は宝塚線という名称になっています)は乗ったことが無いので、こちらを選択しました。宝塚駅までは住宅が多く、近郊という感じですが、そこからいきなり山に入っていきます。三田駅周辺は少し田舎の感じですが、目の前に見える丘の方向は綺麗なベッドタウンが出来ています。住宅機構が開発した団地のようです。三田〜新三田と過ぎると、丹波の山並みに入っていきます。ここからは通勤には厳しい距離のようです。山並みが少し開けてきて、お城が見えると間もなく福知山駅に着きます。

特急こうのとり11号 

 

 
福知山駅 14時42分着 福知山駅 14時44分発 山陰本線 特急「きのさき7号」 城崎温泉行 これに終点城崎温泉駅まで乗ります。この電車は京都駅を13時25分に出てきます。

特急きのさき7号

 

城崎温泉駅 15時50分着 城崎温泉駅は小さな駅ですが、観光地らしくお土産屋さんもあります。駅前には飲泉場や温泉もありますが、この駅前の温泉・・「さとの湯」は月曜日が定休日で営業時間は13時〜21時です。写真手前が駅前の飲泉場です。

城崎温泉駅

寒い時期なら飲んでみるんでしょうけど、暑いので飲んでみませんでした。多分、塩味だと思います。駅前の「さとの湯は城崎の外湯でも大きい施設という事でしたが、今回はパスする事にします。

駅前飲泉場

さとの湯

駅から歩いてすぐの所に、宿をとりました。木造3階建てのこじんまりとした宿ですが、なかなか良い感じです。チェックインした後は、外湯巡りに出掛けます。宿で外湯入り放題のパスポートを出してもらえます。温泉街は歩いて5分〜10分程です。川沿いに風情のある木造の宿が並んでいます。

城崎温泉の温泉街

最初に出会う温泉は、地蔵湯ですが、金曜日は定休日。この先へ行ってみます。柳湯という風情のあるこじんまりとした温泉がありますが、すぐ先にある一の湯を目指します。かなり大きな施設です。城崎温泉は塩泉ですが、ベタベタしません。

柳湯

一の湯

一の湯を出ると、目の前に飲泉場がありました。この先が夜は賑やかな通りになるらしいです、射的屋やスマートボールなんかもあるそうです。とりあえず、宿に帰って、夕食ですね。

 

王橋飲泉場

 

夕食はカニとか食べて、地酒が美味しかったですね。宿のこじんまりとした温泉を一浴びして、浴衣で下駄をカラコロさせながら、今度はもう少し先まで行ってみます。風情のある建物の御所の湯を目指してみます。ここも大きな施設で、結構賑わってます。

御所の湯

この日は、これでやめました。そして翌朝、開場を待って、地蔵湯へ行ってみました。ここもなかなか大きな施設です。

地蔵湯

5月25日 城崎温泉駅 10時24分発 山陰本線 浜坂行 ここから鳥取駅まで山陰本線で海岸沿いの眺めを楽しみたいのですが、なかなか乗り継ぎが良くなく、浜坂駅で乗り換えになります。鈍行列車ですが、大好きな気動車。人気の余部駅なんかも通ります。この界隈、なかなか好きな景色なんですよね〜。

城崎温泉駅発 キハ47

浜坂駅 11時18分着 浜坂駅 12時1分発 山陰本線 鳥取行 に乗り換えます。少し時間があるので、駅から外へ出てみましたが、駅前は想像以上に寂れた感じの駅前でした。駅の脇というか、駅舎内に鉄子の部屋というコーナーがあって、昔の駅員さんの制服やら、行先表示板、写真など展示されてました。さて、ここから鳥取駅までは気動車キハ120の単車です。

浜坂発キハ120

鳥取駅 12時46分着 鳥取駅 12時54分発 因美線、智頭急行智頭線、山陽本線 特急「スーパーはくと8号」 京都行 これに姫路駅まで乗ります。「スーパーはくと」は、気動車特急ですが、山陰と山陽方面を最短時間で走ります。智頭急行智頭線はスピードの出せる線路に作ってあるので、単線ですが、なかなか良い感じ。途中、結構ウォ〜ってなる感じの川沿いもありました。

スーパーはくと

京都駅で撮った「スーパーはくと」

姫路駅  14時23分着 この日は姫路までです。鳥取でお弁当を買うはずだったのに、買えなかったので姫路でまず腹ごしらえします。とりあえず、タコピアのタコ焼き・・・(笑) 姫路駅の正面には姫路城が見えるんですが、行きはバスで大手門口まで行きます。近づくほどに立派です。見事です。

姫路城大手門口

 

大手門口の堀を渡ると、大手門です。これも立派。ここから天守を目指します。天守へのチケット売り場での、本日の待ち時間は0分。混雑時には何時間待ちもあるそうですから、ラッキーです。

姫路城・・・天守に向って登り始めています

 

天守は6階ですので、ひたすら階段を登ります。上に登るほど混んできます。一番混雑するのは、最上階から下る所。待ち時間0分のこの日でも。渋滞しました。(笑) この後、三の丸にも行ってみます。ここは長い回廊があります。こちらから見ると、姫路城天守も少し小さく見えるくらいなので、城自体の大きさが改めて感じられる場所です。

三の丸から見た天守

 

三の丸から公園内に出て、もう一度姫路城を見ます。見る位置、角度で感じが違うのが良くわかります。帰り道は駅まで歩いてみます。大名通りと名の付いた通りの歩道は車道より広そうな素敵な歩道になっています。ここを歩かない手は無いですね。この日は、姫路で一泊です。

もう一度姫路城

 

5月26日 姫路駅 5時36分発 山陽本線、東海道本線  野洲行 これに舞子駅まで乗ります。朝2番の電車なんですが、寝坊しそうになりました。危ない危ない。早朝なので、電車は空いています。舞子から快速電車になるこの電車のシートはクロスシートなので、快適です。

クロスシート

舞子駅 6時18分着  舞子駅に降りたのは、目の前の明石海峡で竿を出してみるためです。駅前の公園を通って海峡大橋たもとまでは10分かからない位の近さです。目の前には対岸の淡路島が近くに見えます。

舞子公園

海峡大橋を車窓からは何度も見ていますが、間近で見るのは初めてです。海沿いに出てみると、すでに釣り人がいっぱい。ルアー投げる人やエギを投げてる人が多かった気がします。海上にもたくさんの釣り船が出ていました。さすがに流れが川のように早いです。

明石海峡大橋を下から見る

正面の流れだと、私のタックルでは太刀打ち出来ないので、流れの緩くなる横へ行ってみました。こちらもエギを投げる人やら、サビキ釣りをする人で釣り人は多かったですが、魚はあんまり釣れてなかったみたいです。私もミニジグで根物を狙ってみましたが、ダメでした。約1時間程の竿出しでした。

少し横から、明石海峡大橋

舞子駅 7時30分発  山陽・東海道本線 快速 米原行 ここから大阪駅まで乗ります。新快速に比べて停車駅は多いですが、その分景色が良く見えます。須磨海岸とか綺麗でしたね〜。日本海側の海岸も冬が穏やかなら、もっとリゾートっぽくなるんだけどね〜。ま、それが良いのかもしれませんけど・・・。

快速 米原行

大阪駅 8時21分着 大阪駅 8時27分発 大阪環状線西九条方面・関西本線 大和路快速 奈良行 ここから奈良駅まで乗ります。乗り換え無しなので楽です。途中の久宝寺駅ではこの春開通した大阪東線から乗り継げます。初めて通る奈良までは大阪から約1時間。結構ローカルな景色になります。山沿いを抜けて盆地に入ると間もなく奈良でした。

大和路快速

奈良駅 9時22分着 奈良では大仏さんを見てきます。奈良は修学旅行で来て以来。もうその時の事など覚えてませんし、鹿を見たイメージもありません。とりあえず、奈良駅前からバスで東大寺を目指します。近鉄奈良駅を過ぎると間もなく奈良公園の横を通過します。鹿だらけですな。東大寺入口でバスを降りて、公園内を歩きますが、鹿の糞を踏まないように歩くのが大変です。

奈良公園の鹿

東大寺も外人さんの方が多いです。特に中国の人が多いようです。ここは中国??と勘違いしてしまいそうになります。

東大寺南大門

南大門を通ると中門があります。大仏殿へは有料になります。大仏殿はさすがに大きく立派です。奈良と京都は少しイメージが違いますね。大仏さんも大きいわ。大仏さんをぐるっと一周出来ます。

中門

大仏殿

東大寺大仏

大仏さんを見た後は、二月堂まで行ってみました。少し高い所にあるので、眺めは良いですが、歩きます。とにかく大きな施設がある所は、想像以上に歩きますね。奈良駅まで歩くのは暑さもあって、無理です。帰りもバス・・・。

奈良駅発 11時23分発 奈良線 みやこ路快速 京都行 これに終点京都まで乗ります。奈良線も初めて乗る路線です。京都までは単線区間を複線に改良中のようです。沿線は丘陵地が続きます。京都までは快速だと50分程です。京都ではお土産を買ったりしたいので、時間をとりました。駅中大階段の所では地元の中学生のブラスバンド演奏をしていました。ああいう場所でできるのも良いですね〜。

みやこ路快速

京都駅 14時10分発 東海道本線・湖西線・北陸本線 特急「サンダーバード25号」 金沢行 これに金沢駅まで乗ります。いよいよ帰路につきます。

サンダーバード25号

金沢駅 16時30分着 金沢駅 16時50分発 北陸新幹線 「はくたか572号」 東京行 これに上越妙高まで乗ります。はくたか号は途中軽井沢まで各駅に停車するのと、直前に速達のかがやき号が出るため空いています。

はくたか572号

上越妙高駅 17時53分着 上越妙高駅 18時24分発 えちごトキメキ鉄道 妙高はねうまライン 直江津行 これに直江津まで乗ります。途中春日山付近で日没を迎えました。おとなびパスが使えるのはここまでなので、柏崎駅まで切符を買います。910円。

えちごトキメキ鉄道 直江津行

直江津駅 18時40分着 直江津駅 18時43分発 信越本線 快速新潟行 これに柏崎まで乗ります。この快速電車は途中柿崎駅までは各駅停車です。

快速新潟行

今回の旅は、温泉と世界遺産の旅でした。魚が釣れる場所の設定は難しかったですが、明石海峡大橋の下という絶景で竿出し出来たので、これで良しとします。 ”おとなびパス”・・・。お得な鉄道旅が出来ます。発行期間も長く嬉しい切符です。まだまだ行ってみたい所もいっぱいあります。また、楽しい旅がしたいですね〜。
 
2019年6月8日 記
 おとなびパスの旅1
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